
菊水文 銅鏡
繊細な意匠が印象的な「菊水文 銅鏡」をお譲りいただきました。
本作は、鏡背全体に菊の花々が浮き彫りで表現されており、当時の鋳造技術をよく留めています。
菊は古来より延命長寿を象徴する吉祥文様として愛されてきましたが、本作における花弁一枚一重の細密な描写や、計算された配置からは、実用的な用途とともに、装飾的な美意識も感じさせる仕上がりです。
日本における鏡は、祭祀や儀礼、あるいは権威の象徴として重要な役割を担ってきました。なかでも平安時代以降に作られた「和鏡」は、それまでの大陸的な力強さとは対照的な、日本独自の美意識を結実させました。
本作に見られる菊水の意匠もまた、四季の移ろいや不老長寿の願いを愛でる日本人の精神性が反映されたものです。
古美術永澤では、こうした時代物の銅鏡をはじめ、多岐にわたる古美術品の買取を承っております。今回のような端正な文様の和鏡から、古い時代の中国鏡まで、知識豊富な査定士が一つひとつ丁寧に拝見させていただきます。コレクションの整理をご検討の際は、ぜひ古美術永澤にご相談ください。
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