
アンドレアス バウアー社 メシャム(海泡石)彫刻パイプ ターバンの男
オーストリア・ウィーンの工房として知られるアンドレアス・バウアー社(Andreas Bauer)による、メシャム(海泡石)の彫刻パイプをお譲りいただきました。
本作には、トルコ(オスマン帝国)を連想させる「ターバンを巻いた人物」が彫刻されています。
この意匠は、パイプの原料であるメシャム(海泡石)の原石が歴史的にほぼ全てトルコで採掘されていたという事実と、18世紀から19世紀にかけてヨーロッパの王侯貴族やブルジョワジーの間でオスマン帝国風の装飾を好むオリエンタリズム(異国趣味)が大流行したという歴史的背景を踏まえて制作されたものと解釈されます。
メシャム(海泡石)パイプは、その白く美しい質感から愛煙家の間で「白き女神」という愛称で親しまれています。
中でもオーストリア・ウィーンのアンドレアス・バウアー社(現在は廃業)は、精巧なメシャム彫刻パイプを製造した歴史的な名門であり、現在でもアンティーク市場における代表的ブランドとしてコレクターから高く評価されています。
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