
ジャン=ピエール・カシニョールによるリトグラフ「楽園」です。色鮮やかな花々や流れる水辺、木立の向こうに佇む女性像が、縦長の構図に細かく区切られたパネル状に描かれています。
カシニョールは1935年パリ生まれのフランス現代画家で、20世紀後半を代表するエコール・ド・パリの一人に数えられます。エレガントな女性像や花々を主題とし、洗練された線と装飾的な色彩感覚で知られています。特に女性像を輪郭線で囲み、明快な色彩を施す手法は、浮世絵やアール・デコ的な装飾美術の影響が感じられると評されてきました。
本作は品川プリンスホテルのためのステンドグラスとして作成されたもので、区切られた画面構成が美しく、絵画表現にとどまらず、装飾芸術の領域でも見事に体現されています。
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