
東山魁夷《早春のディアハーヴェン》をお譲りいただきました。
1962年、画想を得るため向かった北欧4ヵ国を巡る旅で、50余にも及ぶスケッチを描きました。
そのほとんどが帰国後すぐさま制作に結びつくことになるほど、北欧への旅は魁夷にとって意義のある旅でした。
デンマークのコペンハーゲンの近郊にあるディアハーヴェンは鹿の園と言う意味で、海へとつながる平地に広がる森です。
魁夷が北欧行きを決めたのは、この森を写した写真集に触発されての事でした。
北欧特有の、薄暗くまだ冷たさを感じる清澄な空気を感じさせます。短い春の訪れはまだ先のようです。
淡い茶系統の落ち着いた色調でありながら、「東山ブルー」を彷彿させる寒色に静けさを感じます。
東山魁夷といえば「東山ブルー」と称されるほど青の印象が強いですが、そのイメージが定着するきっかけとなったのが、この北欧の旅でした。
関連買取実績
-
こちらは豊原国周の梅幸百種之内「忠臣いろは実記 清水一學(一角)」です。 「梅幸百種(ばいこうひゃくしゅ)」とは、梅幸という歌舞伎役者が扮した100種の役を豊原国周(とよはら...
2026.07.18
-
こちらは江戸の花名勝会のうち「ま 五番組 尾上多見蔵/赤坂御門外/赤坂」です。 「江戸の花名勝会」は歌川豊国三代(初代国貞)の役者絵を中心に、複数の絵師の絵を一枚に配した 「...
2026.07.05
-
2026.06.29
-
こちらは「東海道名所風景 左側: 二代 歌川広重「東海道 石薬師」/右側: 二代 歌川広重「東海道名所之内 四日市追分」」です。 「東海道名所風景」は文久三年の四月から七月に...
2026.05.30








