
エルネスト・ジュスティン・フェラン(Ernest Justin Ferrand)ブロンズ像「トンボの妖精」
19世紀末から20世紀初頭にかけてフランスで活躍した彫刻家、エルネスト・ジュスティン・フェラン(Ernest Justin Ferrand)によるブロンズ像「トンボの妖精」をお譲りいただきました。
本作は若い女性の背にトンボを思わせる翅(はね)を配し、水辺の草花の中に腰掛ける幻想的な姿が表現されています。トンボは、アール・ヌーヴォー期の工芸や装飾美術にたびたび登場したモチーフです。
19世紀末から20世紀初頭のヨーロッパでは、装飾的な意匠を取り入れた美術工芸が広がりを見せました。ブロンズ彫刻も室内を彩る鑑賞用として幅広く親しまれるようになり、多くの作品が制作された時代です。
フェランによる本作も当時の造形傾向を伝える一例であり、この時代のブロンズ工芸の雰囲気を感じさせます。
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