
浮世絵師・歌川国貞(三代目歌川豊国)による1859年の役者絵です。右が初代中村福助が演じる「勝間源五兵衛(かつまげんごべえ)」、左が三代目沢村田之助が演じる「桜屋小万(さくらやこまん)」です。「五大力恋緘(ごだいりきこいのふうじめ)」という歌舞伎の演目の中の役柄を描いています。
愛を誓ったはずの小万に裏切られた、と勘違いした源五兵衛が小万を斬ろうとしている有名なシーンで、源五兵衛は刀を振りかざしています。小万は劇中では忍んできた源五兵衛に黙って斬られるため、本来この作品のように面と向かって書状を突き出すようなシーンはないはずですが、そこは国貞によるパロディの妙で、愛する源五兵衛のためわざと嫌われるように仕向けた本来の小万円とは真逆の、命乞いのようなブラックユーモアを感じさせる図に仕上がっています。
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