渓斎英泉「木曽街道六十九次 塩尻宿 塩尻嶺諏訪湖水眺望」

渓斎英泉「木曽街道六十九次 塩尻宿 塩尻嶺諏訪湖水眺望」

浮世絵師 渓斎英泉による浮世絵「木曽街道六十九次 塩尻宿 塩尻嶺諏訪湖水眺望(しおじりじゅく しおじりとうげ すわこすいちょうぼう)」です。

 

木曽海道六拾九次之内(きそかいどうろくじゅうきゅうつぎのうち)」は、江戸時代に渓斎栄泉と歌川広重が描いた中山道(木曽街道)の浮世絵風景画シリーズ。日本橋から京都・三条大橋までの69の宿場を描いた全70図の作品です。

 

塩尻宿は、現在の長野県塩尻市中心部東寄りの塩尻町です。三河からも越後からもこの地点で塩がなくなることから塩尻の地名がついたと言われています

塩尻峠から、諏訪湖、日本アルプス、そして遠くに富士山を眺望する図です。雪化粧の山、凍った湖水の上を渡る人馬から、厳寒の時期を描いていることがわかります。また、湖上のヒビは「御神渡り(おみわたり)」といい、凍結した諏訪湖面の氷が、気温の寒暖差による膨張・収縮で割れ、山脈のようにせり上がる自然現象で、「神様が渡った跡」という言い伝えを本図で表現しています。

現在でも塩尻峠の頂上展望台付近で、ほぼ同様の景色を楽しむことができます。

 

 

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