大分県の骨董品買取は
古美術永澤

豊かな自然と、古くからの歴史文化、そして南蛮貿易や民藝運動といった刺激的な出会いに恵まれた大分は、多くの才能ある芸術家を育み、素晴らしい伝統工芸品を生み出してきました。古美術永澤では、これらの大分ゆかりの作品群に対し、深い敬意と専門知識をもって査定・買取を行っております。

大分県ゆかりの作家（画家・陶芸家など）

• 田能村竹田（たのむら ちくでん）： 豊後国直入郡（現在の大分県竹田市）生まれ。江戸時代後期を代表する文人画家（南画家）。詩書画に優れ、清らかで気品のある山水画や花鳥画を多く残しました。頼山陽ら多くの文人と交流し、豊後南画の隆盛を築きました。
• 福田平八郎（ふくだ へいはちろう）： 大分市生まれ。近代日本画の巨匠の一人。対象を大胆に単純化し、色彩豊かに表現する独自の画風を確立しました。「漣（さざなみ）」や「雨」などが代表作です。文化勲章受章。
• 高山辰雄（たかやま たつお）： 大分市生まれ。戦後日本画壇を代表する画家の一人。人間の内面や普遍的なテーマを、重厚で精神性の高い作風で描きました。文化勲章受章。

大分を代表する伝統工芸品

• 小鹿田焼（おんたやき）： 日田市皿山の集落で、江戸時代中期から約300年間、一子相伝で伝統的な技法を守りながら作られている陶器。柳宗悦らによって「民藝の里」として見出され、その素朴で健やかな美しさは国内外で高く評価されています。「飛び鉋（とびかんな）」「刷毛目（はけめ）」「櫛描き（くしがき）」といった伝統的な装飾技法が特徴で、日常使いの器が中心です。国の重要無形文化財（技術保持団体）に指定されています。
• 別府竹細工（べっぷたけざいく）： 別府市を中心に生産される竹工芸品。室町時代に市場で売られるようになったのが始まりとされ、江戸時代には温泉客の土産物として発展しました。良質な真竹（まだけ）を使い、「四つ目編み」「六つ目編み」「ござ目編み」「網代編み」など、200種類以上もの編組技法を駆使して作られます。花器、籠、バッグなどが代表的です。国の伝統的工芸品に指定されています。

これらの大分が誇る作家の作品や伝統工芸品も、古美術永澤では専門の鑑定士が作者の評価、作品の出来栄え、保存状態、希少性などを総合的に判断し、丁寧に査定し、高価買取を目指します。お手元に気になるお品物がございましたら、ぜひ一度ご相談ください。