グワッシュ画買取
豊富な取扱実績と専門知識で価値を見極めます

古美術永澤では、グワッシュ作品の買取に力を入れています。
長年数多くの作品を取り扱ってきた豊富な実績と経験で、人物画、静物画、風景画、動物画、抽象画など、時代や作家を問わず、さまざまなジャンルのガッシュ作品を高価買取いたします。
近代有名作家はもちろん古い時代の油絵も、ぜひ古美術永澤にお任せください。
グワッシュ(ガッシュ/グアッシュ)とは
不透明な水彩で描く、やわらかな世界

グワッシュは、水彩絵の具に似ていますが、より厚みのある不透明な絵の具を使うのが特徴です。
マットで落ち着いた色合いが出せるため、光沢を抑えたやさしい雰囲気に仕上がります。
グワッシュは19世紀ヨーロッパで盛んに用いられ、ポスターや挿絵の制作にも重宝されました。
日本では昭和期に商業デザインや絵本原画などで多く用いられ、たとえば東山魁夷の下絵や竹久夢二の挿絵にもグワッシュ表現が見られます。
グワッシュ作品の評価ポイント

グワッシュ作品の価値は、保存状態(ひび割れ・変色の有無)と作家の知名度・作品数によって大きく変動します。
絵具のひびや退色は修復が難しいため、早めの査定・保管が推奨されます。
グワッシュ作品の保存方法
グワッシュはマットで落ち着いた色調が魅力ですが、水分や摩擦にとても弱いという性質があります。 適切な環境で保管することで、発色や質感を長く保つことができます。
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日光を避ける
グワッシュの顔料は、油絵やアクリルに比べて光による退色が起きやすい傾向があります。 窓際や照明の強い場所に飾る場合は、紫外線カットアクリル板付きの額縁を使用するのがおすすめです。 直射日光が長時間当たる場所は避けましょう。
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湿気・温度に注意
グワッシュは乾いても再び水に溶ける性質があるため、湿度の高い場所では絵具がにじんだり、表面がくっついてしまうことがあります。保管環境は湿度40〜60%・温度15〜25℃が理想的です。梅雨や冬場の結露シーズンは、除湿機やシリカゲルを活用しましょう。
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額装と保護のコツ
グワッシュ作品は表面が粉っぽく、触れると剥がれやすいため、必ずマット紙とガラス(またはアクリル)を併用した額装で保護します。作品とカバー面が直接触れないように、2〜3mmほどの空間を設けると安全です。 この構造が、湿気や静電気による色移りを防ぎます。
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長期保存は
長期間保存する場合は、立てかけず平らな状態で保管し、間に酸を含まない中性紙や保護用シート・トレーシングペーパーなどを挟むとよいでしょう。
グワッシュ 買取実績
お買取りさせていただきましたグワッシュの一例です。








