
古銭「光緒通宝」
「光緒通宝(こうちょつうほう)」をお譲りいただきました。
光緒通宝は、清朝第11代皇帝である光緒帝の治世、光緒年間(1875年~1908年)に発行された中国の銅銭です。円盤状で中央に四角い穴が開いた伝統的な円形方孔銭であり、表面には楷書体で「光緒通寶」の4文字が、裏面には鋳銭局(造幣所)の名前が刻印されています。
同じ光緒帝の時代、「光緒元宝(こうちょげんぽう)」という中国で初めて「圓(円)」を単位とした銀貨・銅貨が登場しました。19世紀末の清朝は、西欧列強の進出や国内の混乱に直面しており、あらゆる分野において近代化が急務とされていました。貨幣制度も例外ではなく、従来からの大きな転換が図られたのです。光緒元宝は、貿易用の貨幣として欧米の洋銀1ドル銀貨と重さを揃えた近代的な西洋式銀貨であり、中国近代化の象徴となった歴史的に大変重要なコインといえるでしょう。
今回お譲りいただいた光緒通宝は、旧時代の終わりに立ち会った歴史の証人として、時代の動乱を今に伝える貴重なお品です。
もし、お手持ちのコイン・古銭の価値が気になっておられましたら、お気軽にお声がけください。知識と経験豊富な査定士がその古銭が持つ歴史的・美術的価値を見極め、適正価格をご提示いたします。
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