
ローマ帝国期、3世紀頃に発行された銅貨(セステルティウス貨)の特徴を有したコインです。
表面には時の皇帝の胸像、裏面には槍や投槍を握った雷神ユピテルや、軍神ウィルトゥスといった、ローマ神話に登場する神々の姿が描かれています。裏面中央、立像を囲むように刻印された「SC」の文字は、「セナートゥス・コンスルト」という元老院決議による発行を示す記号です。周囲に刻まれたラテン語の銘文は皇帝の称号や神の名を表しており、判読ができれば銘柄や発行年の特定に繋がります。しかしながら、とても古い時代の硬貨のため、腐食や摩耗の少ない状態の良い個体は多くありません。
アンティークコインは、全体的に黒ずんだパティナ(古色)に覆われている場合がありますが、それは永い歳月を経た古代の銅貨によく見られる自然な状態です。もし汚れを落とそうとして洗剤や研磨剤で磨くと、歴史的な価値を大きく損なう恐れがあるため、そのままの状態で保管することをお勧めいたします。
お手持ちのアンティークコインや古銭の価値が気になっておられましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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