
「太平通宝の大型花銭 背玄武双剣/双剣振宅平安當五十 他」をお譲りいただきました。
太平通宝および太平元宝は、太平興国元年(976年)、北宋の第2代皇帝・太宗の時代に発行が開始された銅銭です。今回は、通常の太平通宝/元宝の他に大型の花銭(絵銭)をお譲りいただきました。
「花銭」とは、銭貨の形を模した民俗工芸品の中国における呼称です。日本では「絵銭」と呼ばれることが多く、お守りや縁起物、子供の玩具、儀式用の道具など、種類によって多岐にわたる用途で使われました。太平通宝の絵銭は、元になった北宋銭を模して作られたようです。
表面には対読で「太平通寶」と刻印され、背(裏面)には双剣と玄武の図柄、「振宅平安」「駆邪辟悪」という家内安全と厄除けを意味する文言、「當五十(当五十)」という額面が刻まれています。亀と蛇が合体した姿の玄武は古代中国の四神の一つであり、健康長寿や家内安全の象徴です。「振宅平安/駆邪辟悪」もまた厭勝銭によく刻まれる吉祥の言葉です。
太平通宝は、種類や状態によって希少価値が高く高額で取引されるものもあります。お手持ちの古銭の価値が気になっておられましたら、お気軽にご相談ください。
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