
元禄大判
江戸時代の格式を現代に伝える至宝、元禄大判金をお譲りいただきました。
大判は、恩賞や贈答用、あるいは莫大な支払いのために作られた特別な金貨であり、その中でも元禄大判金は、徳川綱吉の時代である元禄八年に鋳造が開始されました。
表面には「拾両後藤」という墨書が、室町時代から幕府のお抱え彫金師として名を馳せた後藤家の手によって力強く記されています。上下左右に配された五三桐の極印が、この貨幣が持つ徳川幕府の権威を象徴しており、当時の金細工技術の粋を集めた美術品としての側面も色濃く反映されています。
歴史的背景に目を向けると、元禄時代は好景気に沸き、文化が華々しく開花した時期でした。それまでの慶長大判金に比べ、元禄大判金は経済の拡大に伴う金需要に応えるべく、金含有量を調整しながらも、元禄期ならではの華やかな気風を反映しています。
古美術永澤では、こうした希少価値の高い大判や小判、古金銀の買取を強化しております。大切なコレクションを手放される際のご相談や、現在の価値を知りたいといったご要望がございましたら、ぜひお気軽に古美術永澤へお申し付けください。
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