
幕末から明治時代にかけて活躍した南画家、長井雲坪(ながい うんぺい、1833-1899)による墨書の掛け軸をお譲りいただきました。雲坪は絵画だけでなく、書や漢詩にも抜群の才能を発揮したことで知られ、日常的に漢詩を詠んでは優れた書を揮毫していました。彼は生涯で複数の号を使い分けており、本作の「瑞岩(ずいがん)」もその一つです。
こちらは、さらさらと非常に流麗な草書体で書かれており、のびのびとした自由な筆遣いが存分に発揮されています。日常的に書に親しんでいた雲坪ならではの、淀みのない筆致(ひっち)が随所に見てとれ、いつまでも眺めていられるような安心感と風格のある逸品です。
古美術永澤では、このような名品を次代へと引き継ぐお手伝いをしております。お手元に眠っている掛け軸や絵画、大切にされてきたコレクションの整理をご検討の際は、ぜひ私どもにご相談ください。
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