
昭和を代表する伝説の囲碁棋士であり、名誉棋聖の称号を持つ藤沢秀行(ふじさわ ひでゆき、1925-2009)による、直筆の墨書の掛け軸をお譲りいただきました。秀行氏は棋士としてのみならず、豪快かつ芸術的な書でも広く知られており、生涯で多くの傑作を遺しました。
本作は1987年の夏に書かれたものです。題材は唐代(とうだい)の詩人、杜牧(とぼく)によって詠まれた七言絶句「江南春(こうなんのはる)」です。広大で美しい江南地方の春景色と、かつての栄華を偲ぶ歴史的感慨を表現した名詩です。墨の走りに迷いがなく、太く力強い線がダイナミックに躍動しています。
古美術永澤では、このような名品を次代へと引き継ぐお手伝いをしております。お手元に眠っている掛け軸や絵画、大切にされてきたコレクションの整理をご検討の際は、ぜひ私どもにご相談ください。
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