
明治から大正時代にかけて活動した日本画家、並川呉雲(なみかわ ごうん、1880-没年未詳)による、山水図の掛け軸をお譲りいただきました。呉雲は写生を重んじる四条派の小林呉橋(こばやし ごきょう)に師事し、その写実性を継承、花鳥画や風景画(山水画)を得意としました。繊細で風情豊かな作品を数多く残しています。
本作でまず目を引かれるのは、画面をダイナミックに斜めに横切る圧倒的な崖の迫力です。そして荒波の中で必死に舵を取り、舟を操ろうとする船頭の姿が目に飛び込んできます。強烈な躍動感と緊迫感を与え、観る者の目が離せない名作です。
古美術永澤では、このような名品を次代へと引き継ぐお手伝いをしております。お手元に眠っている掛け軸や絵画、大切にされてきたコレクションの整理をご検討の際は、ぜひ私どもにご相談ください。
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