
チェリーアンバー(赤色琥珀)蝉図
燃えるような紅色の輝きが目を引く赤色琥珀(チェリーアンバー)の「蝉図」をお譲りいただきました。
琥珀は数千万年前の樹液が地中で化石化した有機質宝石ですが、その中でもこの深みのある赤色は希少性が高く、古来より「人魚の涙」や「太陽の石」と称され、珍重されてきました。
本作は、その硬質な素材に力強い生命の象徴である「蝉」が精巧に彫られています。土の中から現れ、空へと羽ばたく蝉は「再生」や「復活」、さらには「穢(けが)れのない高潔さ」を象徴する吉祥文様の一つです。
歴史を紐解けば、琥珀は単なる装飾品に留まらず、権威の象徴や魔除けの護符として、東西の王侯貴族を魅了し続けてきました。特に東洋における赤色琥珀は、その独特の温かみと重厚感から、文人の書斎を彩る筆架や根付といった細密工芸品にも用いられてきました。
お手元に眠っている古い琥珀や、由来の判らない中国古美術などがございましたら、ぜひ古美術永澤へご相談ください。熟練の査定士が、大切にされてきたお品物に込められた価値を適正に見極め、次世代へと繋ぐお手伝いをさせていただきます。
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