
型吹きガラス 青色魚子文
「型吹きガラス 青色魚子文」をお譲りいただきました。
本作は、型吹き技法による独特な質感と、鮮やかな青色が特徴的な一品です。
側面に施された魚子文様は、魚の卵が連なる様子に似ていることからその名がついた日本の伝統意匠であり、光を透過させることで特有の陰影を生み出します。
さらに底面には、麻の葉文様などの花切子を思わせるカットが施されており、当時の職人の手仕事と意匠へのこだわりがうかがえる造りとなっています。
型吹きガラスは、江戸時代末期から明治・大正期にかけて大きく発展しました。
金属や木製の型に息を吹き込んで成形するこの技法は、当時の職人の技術と経験を必要とし、一つひとつ微妙に異なる風合いや微小な気泡が特徴となっています。
古美術永澤では、こうしたガラス工芸品の査定・買取を承っております。コレクションの整理などで売却をお考えのお品物がございましたら、ぜひお気軽に古美術永澤へご相談ください。
関連買取実績
-
尚古集成館が監修した「復元薩摩切子」の蓋付壺をお譲りいただきました。 薩摩切子は幕末の薩摩藩で発展したガラス工芸ですが、その製造は一度途絶えています。その後、島津家を中心として復元事業が進められ...
2026.09.03
-
エミール・ガレのガラス製デカンタをお譲りいただきました。 淡い琥珀色を帯びたガラスの胴部に、収穫作業をする人々の姿や草花などを立体感豊かに表した作品です。これはガレが好んだ、フランスの田園風景や...
2026.08.24
-
エミール・ガレの「ナスタチウム文 小花瓶」をお譲りいただきました。 やわらかな黄緑色を基調としたガラスに、ナスタチウム(金蓮花)の花や葉が大きく表現された小ぶりな花瓶です。淡いピンクを帯びた地色...
2026.08.24
-
エミール・ガレのワイングラスをお譲りいただきました。 エミール・ガレ(1846~1904)は、フランス・ナンシーを拠点に活躍し、アール・ヌーヴォーを代表するガラス工芸家として知られています。花や...
2026.08.24








