
蘭陵王 銅像
雅楽の演目として知られる「蘭陵王」をモチーフとした銅像です。
龍頭の面を戴き、右手に桴(ばち)を握って舞う姿が表現されています。袖の広がりや足元の構えといった動的な造形に加え、胸当ての文様や装束の皺、要所に残る金彩など、細部まで丁寧な造形が施されています。
「蘭陵王」は、6世紀の中国・北斉に実在した高長恭の王号です。
眉目秀麗な容姿を獰猛な仮面で隠して戦場に立ち、軍を勝利へ導いたという伝説が残る人物で、奈良時代に日本へ伝来して以来、宮廷や社寺で舞楽の演目として定着し、彫刻や工芸品のモチーフとしても多く用いられています。
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