
高橋敬典 鉄瓶 雨龍文
人間国宝である高橋敬典(たかはし けいてん、1920-2009年)による「雨龍文鉄瓶」をお譲りいただきました。
同氏は山形鋳物を代表する作家の一人であり、伝統的な技法を用いた茶道具制作で広く知られています。1996年に重要無形文化財「茶の湯釜」保持者に認定されました。
本作の胴部分には、恵みの雨をもたらすとされる吉兆の霊獣「雨龍(あまりゅう)」の意匠があしらわれており、端正で落ち着いた造形が特徴です。
銅蓋のあしらいや、銀象嵌が施された手(弦)の意匠など、細部まで丁寧に仕上げられた一品です。
山形鋳物は平安時代後期に始まったとされ、長い歴史を持つ日本の伝統工芸です。特に繊細な薄肉鋳物の技術は茶道具の世界でも定評があり、時代を超えて受け継がれてきました。
古美術永澤では、高橋敬典をはじめとする作家物の鉄瓶や茶道具の査定・買取を承っております。専門の査定士が丁寧に拝見いたしますので、お手元にある茶道具の売却をお考えの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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