
初代 歌川広重による浮世絵「東海道五十三次の内 藤川 棒鼻ノ図(ふじかわ ぼうばなのず)」です。
東海道五十三次(とうかいどうごじゅうさんつぎ)は、江戸時代に徳川家康が整備した江戸・日本橋と京都・三条大橋を結く幹線道路(東海道)に設けられた53の宿場のことです。
古来、道中には風光明媚な場所や有名な名所旧跡が多く、浮世絵や和歌・俳句の題材にもしばしば取り上げられています。
藤川宿は37番目の宿場で、現在の愛知県岡崎市にあたります。
「棒鼻」とは街道と宿場の境界に立てられた棒示杭(ぼうじくい)のことで、宿場の出入口を意味します。
行列の中央には御幣(ごへい)を立てた馬が見られ、これは毎年8月1日(八朔)に幕府が朝廷へ馬を献上する重要な儀式「八朔御馬進献(はっさくおんまけんしん)」の儀式を表しています。行列が通る際、宿場の役人や旅人たちが道端で土下座をして出迎えている様子が描かれており、当時の儀式の厳粛さが伝わってきます。
関連買取実績
-
こちらは豊原国周の梅幸百種之内「忠臣いろは実記 清水一學(一角)」です。 「梅幸百種(ばいこうひゃくしゅ)」とは、梅幸という歌舞伎役者が扮した100種の役を豊原国周(とよはら...
2026.07.18
-
こちらは江戸の花名勝会のうち「ま 五番組 尾上多見蔵/赤坂御門外/赤坂」です。 「江戸の花名勝会」は歌川豊国三代(初代国貞)の役者絵を中心に、複数の絵師の絵を一枚に配した 「...
2026.07.05
-
2026.06.29
-
こちらは「東海道名所風景 左側: 二代 歌川広重「東海道 石薬師」/右側: 二代 歌川広重「東海道名所之内 四日市追分」」です。 「東海道名所風景」は文久三年の四月から七月に...
2026.05.30








