
こちらは江戸の花名勝会のうち「か 八番組 尾上菊五郎/神田明神の祭/神田」です。
「江戸の花名勝会」は歌川豊国三代(初代国貞)の役者絵を中心に、複数の絵師の絵を一枚に配した 「貼交絵(はりまぜえ)」。江戸町火消「いろは四十八組」の各組を代表する名所旧跡を紹介する形で、絵には各組の纏が描かれ、また、その地にゆかりの歌舞伎の演目、当時の人気歌舞伎役者などが描かれています。
役者絵には「相馬の滝夜叉姫」扮した尾上菊五郎が描かれています。滝夜叉姫とは、平将門の遺児とされ、父の遺志を継ぎ謀反を画策する美貌の女性です。左上に「将門の亡念打来て首が飛んで石をかりかり神田」と記載があるため「噛んだ」と「神田(かんだ)」をかけたものだと思われます。
また、神田明神は徳川家康が関ヶ原の戦いの前に戦勝祈願をした縁から、江戸の守護神として位置づけられました。将軍家をはじめ、江戸の町人や商人からも厚く信仰されました。江戸幕府が公認した「天下祭」の一つとして盛大に執り行われました。神輿や豪華な山車が江戸城内(将軍の上覧)に入ることを許された、非常に格式の高いお祭りでした。
関連買取実績
-
こちらは豊原国周の梅幸百種之内「入間館劇場絵本 おはつ」です。 「梅幸百種(ばいこうひゃくしゅ)」とは、梅幸という歌舞伎役者が扮した100種の役を豊原国周(とよはらくにちか)...
2026.08.09
-
こちらは豊原国周の梅幸百種之内「柳桜東錦絵(やなぎさくらあづまのにしきえ)袴たれ 袴垂保輔」です。 「梅幸百種(ばいこうひゃくしゅ)」とは、梅幸という歌舞伎役者が扮した100...
2026.08.09
-
こちらは豊原国周の梅幸百種之内「梅照葉錦伊達織(裏表先代萩)(うめもみじにしきのだており)下男小助」です。 「梅幸百種(ばいこうひゃくしゅ)」とは、梅幸という歌舞伎役者が扮し...
2026.08.09
-
こちらは豊原国周の梅幸百種之内「梅春侠客御所染(うめのはるだてしゅごしょぞめ)御所の五郎蔵」です。 「梅幸百種(ばいこうひゃくしゅ)」とは、梅幸という歌舞伎役者が扮した100...
2026.08.09








