
こちらは江戸の花名勝会のうち「む 六番組 市川荒五郎/大塚/塚浪きり不動尊」です。
「江戸の花名勝会」は歌川豊国三代(初代国貞)の役者絵を中心に、複数の絵師の絵を一枚に配した 「貼交絵(はりまぜえ)」。江戸町火消「いろは四十八組」の各組を代表する名所旧跡を紹介する形で、絵には各組の纏が描かれ、また、その地にゆかりの歌舞伎の演目、当時の人気歌舞伎役者などが描かれています。
役者絵には南総里見八犬伝』の主人公のひとり「犬塚信乃(いぬづかしの)」に扮した市川荒五郎が描かれています。犬塚信乃は義理人情に厚く、武勇に優れた若武者として描かれ、妖刀「村雨丸(本図上部)」を使って戦います。村雨丸を持っている女性は犬塚信乃信乃の許嫁である浜路とみられます。
右下は明治時代まで大塚にあった「浪切不動尊(なみきりふどうそん)」です。諸説ありますが、大塚と巣鴨の双方から霧が並びことから竝霧(なみきり)というようになり、これが波切の名前の由来になったと言われています。または、江戸城主の太田某がこの不動尊を篤く信仰していましたが、三浦から海を渡る際、嵐に遭遇した歳に祈念したところ、不動尊が舳先(へさき)に現れて波を切ってくれたことから、波切不動と言われるようになったともいわれています。
関連買取実績
-
こちらは三代 歌川豊国・歌川広重「双筆五十三次 浜松 乗懸馬(乗掛馬)」です。 双筆五十三次は広重と三代豊国の合作で、広重が画面上部の「コマ絵(窓枠のような小さな枠)」に各宿...
2026.08.29
-
こちらは三代 歌川豊国・歌川広重「双筆五十三次 掛川 田舎娘」です。 双筆五十三次は広重と三代豊国の合作で、広重が画面上部の「コマ絵(窓枠のような小さな枠)」に各宿駅の風景を...
2026.08.29
-
こちらは三代 歌川豊国・歌川広重「双筆五十三次 袋井 女順礼(女巡礼)」です。 双筆五十三次は広重と三代豊国の合作で、広重が画面上部の「コマ絵(窓枠のような小さな枠)」に各宿...
2026.08.29
-
こちらは三代 歌川豊国・歌川広重「双筆五十三次 日坂 無間」です。 双筆五十三次は広重と三代豊国の合作で、広重が画面上部の「コマ絵(窓枠のような小さな枠)」に各宿駅の風景を描...
2026.08.29








