
渓斎英泉 浮世絵 木版画
江戸時代後期の浮世絵師・渓斎英泉(けいさい えいせん)による美人画の木版画をお譲りいただきました。
本作は、英泉らしい女性の表情や立ち姿が印象的に表現された一図です。様々な丸紋をあしらった着物を纏い、下駄を履いた女性が、障子に映る男女の人影を振り返るような姿で描かれています。身をひねり、やや驚いたようにも見える仕草が場面に動きを与えており、障子越しの影によって、その向こうで起きている出来事を想像させる趣向も見どころです。提灯などの描写とともに、江戸の夜の情景を感じさせる作品となっています。
渓斎英泉は、菊川英山に師事した後に独立し、文政から天保期にかけての江戸で活動した浮世絵師です。目元や立ち姿に独特の質感を持つ美人画を手掛け、歌川国貞らとともに当時の人々に親しまれました。
また浮世絵にとどまらず、戯作や随筆など多方面で作品を残した人物としても知られています。
古美術永澤では、渓斎英泉をはじめとする江戸時代の浮世絵や木版画、錦絵の買取を承っております。ご自宅や蔵の整理などで出てきた浮世絵や古美術品がございましたら、ぜひお気軽に古美術永澤の無料査定をご利用ください。
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