
こちらは、鳥居清貞の浮世絵「歌舞伎十八番 毛抜(けぬき)」です。
九代目 市川団十郎「歌舞伎十八番」は、明治28年(1895年)発行の錦絵シリーズで鳥居忠清と、その父である鳥居清貞との合作です。
歌舞伎十八番とは、初代~4代までが得意とした十八の歌舞伎演目のことです。
本図に描かれているのは歌舞伎演目『毛抜』に登場する九世 市川團十郎が演じる「粂寺弾正(くめでらだんじょう)」です。
小野家のお家乗っ取りを企む悪人の奸計(かんけい)により、姫の錦の前(にしきのまえ)は髪が逆立つ奇病にかかってしまい、これにより婚儀が滞っていました。実は病の原因は天井裏に隠された巨大な「磁石」であり、これによって姫の持っている鉄の笄(こうがい)や櫛が引き寄せられ、髪が逆立っていたのでした。そこへ主人の命で粂寺弾正が事態に気づき、髭を抜こうともっていた鉄の「毛抜」が立って動くことから天井の秘密を見破り、悪人たちを退治して無事に婚礼を成立させるという内容です。時代物ではあるけれど、誰でも楽しめるおおらかな演目です。
関連買取実績
-
こちらは江戸の花名勝会のうち「ろ 二番組 沢村長十郎/本材木町新場の鯛/しんば」です。 「江戸の花名勝会」は歌川豊国三代(初代国貞)の役者絵を中心に、複数の絵師の絵を一枚に配...
2026.06.13
-
こちらは、鳥居清貞の浮世絵「歌舞伎十八番 矢の根(やのね)」です。 九代目 市川団十郎「歌舞伎十八番」は、明治28年(1895年)発行の錦絵シリーズで鳥居忠清と、その父である...
2026.06.13
-
こちらは、鳥居清貞の浮世絵「歌舞伎十八番 不動(ふどう)」です。 九代目 市川団十郎「歌舞伎十八番」は、明治28年(1895年)発行の錦絵シリーズで鳥居忠清と、その父である鳥...
2026.06.13
-
こちらは、鳥居清貞の浮世絵「歌舞伎十八番 外郎売(ういろううり)」です。 九代目 市川団十郎「歌舞伎十八番」は、明治28年(1895年)発行の錦絵シリーズで鳥居忠清と、その父...
2026.06.13








