
大明隆慶(だいみんりゅうけい)年造 染付茶入
中国・明時代の稀少な年号を冠した「大明隆慶(だいみんりゅうけい)年造」の染付茶入をお譲りいただきました。
隆慶という年号は、明代後期の隆慶帝の治世を指しますが、その期間はわずか6年足らずと極めて短いため、この銘を持つ磁器は現存数が大変限られています。
本作は、白磁の地肌に鮮やかなコバルトブルーで草花文様が緻密に描かれており、当時の景徳鎮窯における高い技術力を今に伝えています。小ぶりながらも品格漂う造形は、茶道具としての格を十分に備えており、添えられた共箱の風合いからも大切に受け継がれてきた歴史が感じられます。
歴史的背景では、隆慶期は前代の嘉靖期から次代の万暦期へと移り変わる過渡期にあたります。重厚な作風から、後の華麗な万暦赤絵などへと繋がる洗練された美意識が芽生え始めた時代です。
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