
政治家・軍人・書家など複数の顔を持ち、近代中国の歴史において非常に大きな足跡を残した、于右任(う ゆうじん、1879–1964)の草書の掛け軸をお譲りいただきました。右任は主に政治家として活動する一方で文化人として知られ、書・漢詩などで優れた作品を多く残しました。なかでも書道の知識が深く、草書の歴史を研究・整理し「標準草書」を創始した、最高峰の書家の一人です。
こちらは力みのない美しさ、独特のゆったりとしたリズムが特徴です。一画一画が非常にスムーズで、筆が紙の上を迷いなく泳いでいるような印象を受けます。柔らかくも芯の強さを感じさせる伸びやかな作品です。流れるような筆さばきは、どこまでも自然体で清々しく、書くことを心から楽しんでいるような軽やかな躍動感が伝わってきます。
古美術永澤では、このような名品を次代へと引き継ぐお手伝いをしております。お手元に眠っている掛け軸や絵画、大切にされてきたコレクションの整理をご検討の際は、ぜひ私どもにご相談ください。
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