
中国の画家、辺景昭(ビアン・ジンジャオ/へん けいしょう、生没年不詳)、字は辺文進(へん ぶんしん)の花鳥図の掛け軸をお譲りいただきました。景昭は永楽・宣徳(えいらく・せんとく/1403-1435)年間に宮中入りし、明時代の全盛期とされる15世紀前半に宮廷画家として活躍しました。植物や鳥をよく観察し、写生に基づく格調高い作品を描いたことで知られています。
こちらは鳥が枝に飛び移り、柘榴(ざくろ)を見つめて身を乗り出す、まさに一瞬の動きが捉えられています。鳥の鋭い眼光と、細い枝に踏ん張る足の指の描写が、生命力を放ち緊張感を生んでいます。中国文化において種がたくさん詰まった柘榴は、子孫繁栄を象徴する吉祥図案として好まれました。空間全体がキュッと引き締まるような、宮廷画ならではの風格を感じる作品です。
古美術永澤では、このような名品を次代へと引き継ぐお手伝いをしております。お手元に眠っている掛け軸や絵画、大切にされてきたコレクションの整理をご検討の際は、ぜひ私どもにご相談ください。
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