
明治~昭和時代にかけて京都画壇を中心に活躍した日本画家、望月玉成(もちづき ぎょくせい、1900-1951)による、青楓水鶏図(あおかえでくいなず)の掛け軸をお譲りいただきました。玉成は、四条派の流れを汲む古典的な写生を基礎としつつも、軽やかなお洒落で親しみやすい画風を確立しました。優美で品のある花鳥画や、立雛などの人物画を得意としています。
こちらの作品は、池のほとりに佇む水鶏(くいな)と、その上に垂れ下がる青楓(あおかえで)が描かれています。この二つは、日本の美術や和歌において「初夏」を象徴する、非常に風流な組み合わせです。水鶏の愛らしいフォルムやふんわりとした羽毛の質感、そして優しく波打つ水面の描写は、夏の始まりの心地よい静寂感を完璧に表現し、見る人に心地よい涼感をもたらします。
古美術永澤では、このような名品を次代へと引き継ぐお手伝いをしております。お手元に眠っている掛け軸や絵画、大切にされてきたコレクションの整理をご検討の際は、ぜひ私どもにご相談ください。
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