
谷野圭一(たにの けいいち 1904-1984年)は、東京に生まれ、大正時代から昭和時代にかけて活躍した日本画家です。西村五曇に師事し、主に風景画や人物画を描きました。
今回お譲りいただいた作品を見てみましょう。垂直に流れ落ちる滝と、松の葉の平行を大胆に対比させる構図が、画面に力を与えています。松の幹や葉のテクスチャー、新緑の楓の爽やかさ、遠景と近景の距離、岩肌とほとばしる水の飛沫等、それぞれの描写はメリハリが利いていながら、あくまでも柔らかな筆致と色合いによって溶け合うように調和しています。空を飛ぶ鳥たちは、小さくもその羽ばたきまでもが描写されており、驚くばかりです。落ち着いたトーンでありながら濁りがなく、静かな明るさを湛えた魅力的な作品です。
私ども古美術永澤では、美術作品の持つ価値を適正に評価し、次世代へと繋いでいくことを使命としております。
ご自宅に眠る古美術品や掛け軸の価値が気になっておられましたら、どうぞお気軽にご相談ください。専門知識と経験豊富な査定士が、お客様の大切なコレクションを丁寧に拝見いたします。
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