
山本梅荘(やまもと ばいそう 1846-1921年)は、明治・大正期に活躍した南画家です。幼少期に書画骨董商を営む山本公平の養子となり、手伝いをしながら書画について自主的に学んでいきました。長じて京都に上京し、貫名菘翁、三谷雪崦のもとで南画を学び、山水画を得意としました。また、竹本雪斎からは書道漢籍について教えを受けています。署名の「半邨」は最初の雅号、落款の「山本駒」は梅荘の本名です。
今回お譲りいただいた作品のモチーフとなった陰陽の滝は、和歌山県那智勝浦町にある那智の滝周辺の「那智四十八滝」の一つに数えられる名瀑です。別名「奈可悟(なかご)の滝」とも呼ばれ、左右二本の滝が並んで落ちる姿から夫婦滝とも称される落差10〜12mの滝です。谷に挟まれた岩に、雌滝と雄滝、ふたつの滝が流れ落ち交わる様は印象的で、梅荘の力強い筆致はその迸る生命力をしっかりと捉えています。
私ども古美術永澤では、美術作品の持つ価値を適正に評価し、次世代へと繋いでいくことを使命としております。
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