
清朝末期~中華民国期にかけて活躍した中国の画家、高剣父(こう けんふ、1879–1951)の樹木図の掛け軸をお譲りいただきました。剣父は中国近代絵画の先駆者で、嶺南画派(れいなんがは)の創始者の一人です。伝統的な中国画に、東洋画派の技法や西洋美術の手法を取り入れ、折衷画(せっちゅうが)を確立しました。
こちらは画面からはみ出るほどのダイナミックな幹の描写が圧巻で、古木特有のゴツゴツとした節や、荒々しい樹皮を見事に表現しています。墨の濃淡を駆使し、繊細に広がる枝ぶりは画面全体に動きを与えています。長い年月を生き抜いた老木の美しさは、東洋画では不撓不屈と長寿を象徴する伝統的で格調高い画題です。
古美術永澤では、このような名品を次代へと引き継ぐお手伝いをしております。お手元に眠っている掛け軸や絵画、大切にされてきたコレクションの整理をご検討の際は、ぜひ私どもにご相談ください。
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