
愛新覚羅溥傑(あいしんかくら ふけつ、1907-1994)による、痩勁(そうけい)の書の掛け軸をお譲りいただきました。溥傑は中国・清朝最後の皇帝、ラストエンペラーの名でも有名な、愛新覚羅溥儀(あいしんかくら ふぎ)の実弟です。卓越した書家として名高く、細く力強い痩勁(そうけい)の書風で知られています。
痩勁の書とは、針のように細い線でありながらも、鋼(はがね)のような強靭さと気品をもつ書き方です。溥傑はこの伝統的なスタイルを最も得意とし、生涯を通じて数多くの名品を残しました。こちらの書は自作の漢詩を書き写したもので、北京の広大な皇室庭園である北海公園で、夏の暑さを避けて涼んでいる情景を詠んだものです。優雅で宮廷的な夏の景色が情緒豊かに表現されています。
古美術永澤では、このような名品を次代へと引き継ぐお手伝いをしております。お手元に眠っている掛け軸や絵画、大切にされてきたコレクションの整理をご検討の際は、ぜひ私どもにご相談ください。
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