
尚古集成館が監修した「復元薩摩切子」の蓋付壺をお譲りいただきました。
薩摩切子は幕末の薩摩藩で発展したガラス工芸ですが、その製造は一度途絶えています。その後、島津家を中心として復元事業が進められ、1986年から本格的な製造が再開されました。現在の復元薩摩切子は、幕末期の作品を収蔵する尚古集成館の監修のもと、往時の姿や技法を研究しながら制作されています。
今回のお品物は、透明なガラスに深い藍色の色ガラスを被せ、器全体に精緻なカットを施した華やかな作品です。薩摩切子ならではの厚い色ガラスを深く削ることで、藍から透明へと移り変わる柔らかな「ぼかし」が生まれています。細かな文様と大きなカットを組み合わせた、重厚感のある意匠も魅力です。
古美術永澤では、江戸時代に制作された古薩摩切子だけでなく、本作のほうな復元薩摩切子や現代の島津薩摩切子についても査定・買取を行っております。共箱がないものや、詳しい年代・作品名が分からない場合でもお気軽にご相談ください。
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